診療情報管理士の資格取得について
診療情報管理士は、病院で患者さんの病歴や診療の履歴を電子カルテとして管理したり、管理しているデータから統計をとって情報の提供をする仕事です。診療情報管理士は民間資格で、資格取得のためには、診療情報管理士認定試験に合格しなければなりません。診療情報管理士認定試験を受けるには、社団法人日本病院会の診療情報管理通信教育を受けるか、認定専門学校で決められた単位を履修しなければなりません。
通信教育を診療情報管理士の資格取得
診療情報管理士の受験資格を得るには、通信教育を利用する方法もあります。社団法人日本病院会の診療情報管理通信教育を受講するには、専門学校か短期大学以上の学歴を持っていなければなりませんが、病院に勤務している人は高卒でも受講することができます。診療情報管理通信教育は、基礎過程1年・専門課程1年の計2年のコースです。基礎過程・専門課程でそれぞれ24単位、合計48単位を取得し、レポートの提出、スクーリングへの出席、学年末の試験に合格して初めて診療情報管理士の受験資格が与えられます。
専門学校で診療情報管理士の資格取得
診療情報管理士の受験資格を得るためには、社団法人日本病院会が認定している大学や専門学校で専門の知識を得るための単位をとらなくてはなりません。現在認定されている大学は16校、専門学校は41校あり、学校によってカリキュラムは違います。授業内容は診療情報管理士に必要な医療の知識、医学用語の基礎知識、疾病名から分類コードをつけるコーディングの方法、医療情報のデータベース化、さらには実際に病院での診療情報管理士の仕事を経験できる病院実習などとなっています。
診療情報管理士の難易度
診療情報管理士の資格を取得するためには、通信教育や専門学校等において規定の単位を修了し、診療情報管理士認定試験に合格しなければなりません。診療情報管理士認定試験の合格率は主催もとの社団法人日本病院会では公開していませんが、その年によって合格率には50〜70%と開きがあるようです。専門学校等からはその学校での合格率が公表されていて、90%〜100%の人が合格をしているようです。通信教育で学ぶよりも、専門学校で学んだ人の方が合格率が高いという話もあります。学校でしっかり学べば資格を取得するための難易度はどれほど高くないと言えるのではないでしょうか。